ふくらはぎや膝裏の気になる下肢静脈瘤について

ふくらはぎや膝裏の気になる下肢静脈瘤について

ふくらはぎや膝裏の血管のふくらみ

むくみがひどい

膝下だけがだるい痛い

長時間座っていることや立ち続けが多い

これらに当てはまる方は下肢静脈瘤かもしれません。血管の膨らみが目立つようになり、足のだるさ脱力感が強くでる下肢静脈瘤。高齢の方がなる印象が強いですが、最近は若い方も多くなってきています。今回は下肢静脈瘤でお悩みの方が少しでも解決に近づけるようお手伝いができれば幸いです。

下肢静脈瘤とは

足の表面の血管が膨らみこぶのように見えたり、蜘蛛の巣のように網目状に現れてくる病気のことを下肢静脈瘤といい大小伏在静脈瘤や網目状静脈瘤など多くの種類があります。非常に多くの方が発症していますが血栓症が発生しなければ命にかかわらない疾患といわれています。

見た目以外の症状としてはむくみ、だるさ、痛み、かゆみ、こむら返りなどがあり酷いと10分歩くだけでふくらはぎがパンパンに張り痛みで歩くことも辛くなります。このような症状がある方は下肢静脈瘤の可能性が高いです。

下肢静脈瘤はどうして起こるのか

基本的に皮膚表面近くの静脈の逆流を防ぐ弁が壊れ、心臓に戻るはずの血液が逆流して血管内に溜まることで起こります。

通常は足の筋肉の収縮によるポンプ作用で血液が心臓に戻る助けをしています。この時に重力による逆流を防ぐために逆流防止弁が備わっています。この逆流防止弁は加齢や長時間の立ち仕事、妊娠出産をきっかけに壊れやすくなります。高齢者や立ち仕事、妊娠出産経験者の他にも遺伝的要素もありますので家族に下肢静脈瘤を発症している方は発症のリスクが高まります。

放置すると逆流し血管内に溜まった血液が固まり血栓になり血管炎を発症したり、皮膚に潰瘍や湿疹ができることもあります。

一般的な治療法

様々な治療法がありますが主に圧迫療法、手術、硬化療法の3つがあります

●圧迫療法は弾性の強いストッキングや包帯で圧迫することで静脈内の血液を心臓に戻りやすくします。基本的に治療よりは進行の予防がメインとなります。

●手術では逆流を起こしている静脈を取ってしまう大がかりなものやレーザーで血管内を焼いてしまう日帰りでできるものもあります。静脈を取り去るストリッピング手術は体の負担も大きく入院が必要になります。

●硬化療法は静脈瘤内の血液を薬で硬化させた後に圧迫をかけて静脈瘤をつぶしてしまう治療法です。

症状や進行具合で複数の治療法を組み合わせることが多いです。

下肢静脈瘤の予防法

下肢静脈瘤は発症すると自然治癒することはないと言われています。

ですが、弾性ストッキングでの圧迫や生活習慣生活環境の改善、適度な運動による下半身の筋力強化を行うことで進行の予防やむくみだるさの軽減は可能です。

しかし、長年放置していたり症状が悪化進行している場合は、早めに医師の診察を受けてください。

渋谷足改善センターの考え方

足のトラブルでお悩みのほとんどは立ち方や歩き方の癖があります。腰を突き出すように立ったりぺたぺた歩き等です。そのような状態ですと関節に負担がかかりますし、筋肉も緊張し正しく働かないようになり下肢静脈瘤の発症、症状の進行の要因の1つになります。

当店では足だけでなく体全体を把握し、立ち仕事など仕事による影響や日常生活での癖を聞き出すことで原因を見つけ出し独自の施術を行います。

立ち方、歩き方、筋力低下、体の使い方の癖を整えることで下肢静脈瘤の進行予防、発症リスクを下げることができるのです。

トントン整体法とは

当店独自のトントン整体法はトントンと体を軽く叩くことで全身の血液循環を良くし、自身の回復力を高めます。そうすることで日頃の生活習慣や体の使い方の癖で緊張した筋肉が緩み、可動性が低下した関節が動きだすのです。

最後に

下肢静脈瘤でお悩みの方はかなり多いです。静脈のコブや蜘蛛の巣状に浮かび上がった血管を治すのは手術になりますが、むくみやだるさ、さらには痛み等の辛い症状は緩和させてることができますので渋谷足改善センターにご相談ください。