治療は終わったけど…痛み違和感が残る。そんな疲労骨折後の後遺症の原因と対処法

治療は終わったけど…痛み違和感が残る。そんな疲労骨折後の後遺症の原因と対処法

スポーツをしてきた方の中で疲労骨折を過去にしたことがあるよ!って方でしたり、身の回りに疲労骨折になったことがあるという方が多くはないでしょうがいませんか?ちなみに私の周りにはいました。

スポーツの現場。特に部活動生(中・高・大)に多いと言われている疲労骨折ですが、症状にきちんと向き合って施術を行わないと、治療は終わったはずなのにまだ痛むな…などと引きずってしまうことが多いです。

なので、今回は疲労骨折の原因やその対処方法などについてお話していきますので、今現在疲労骨折治ったはずなのに運動が思いっきりできないよ…とお悩みの方!ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

疲労骨折とは

1回の大きな力で骨が折れてしまう通常の骨折とは少し違い、同じ部位に小さな力が少しずつ継続的に加わることで発生する骨折のことです。慢性的なスポーツ障害の一つで走ったり、ジャンプなど同じ動作を繰り返すスポーツなどで多く見られます。

ケガなどが原因で起こる通常の骨折は強い痛みや皮下出血、腫れなどを伴いますが、疲労骨折だとそれがなく、運動が続けれる程度の痛みであることが多いため、見逃されがちです。そのため、気づいたときには悪化してた。ということもありますので、ケガの覚えがないのに腫れや痛みが続く場合は注意が必要です。

疲労骨折の症状

初期段階は症状は比較的に軽く、原因となった動き(運動中の姿勢など)以外は特に痛みを感じることはなく、日常生活も支障なく生活することが可能です。さきほども書いていますが、運動ができないほどの痛みではないため、我慢して運動を続けてしまうことが多く、疲労骨折が進行してしまいます。

そうなると、日常生活でも痛みを感じるようになり、疲労骨折の部分を押されると、痛みが走ります(圧痛)。腰椎の疲労骨折(分離症)の場合は、腰を反らすと痛みが走ります。

疲労骨折の好発部位

中側骨(足の甲の部分の骨)、腓骨、脛骨(すねの骨)、足関節内果(内くるぶし)、腰椎です。スポーツの種類などにもよりますが、この5か所が挙げられます!

疲労骨折の原因

高強度のスポーツトレーニングからくる疲労骨折
速いスピードやジャンプ、切り返しなど同じ部位に大きな負担かかる種目が多く、筋力や柔軟性が低いとさらに骨への負担は大きくなります。また、オーバーワークによる疲労蓄積なども原因の一つとなるので、無理をしすぎないことが大切です。

栄養不足による疲労骨折
たんぱく質に含まれるコラーゲンはカルシウムやリン、マグネシウムなどのミネラルが組み合わさって骨の強度などを作り出していますので、不足すると骨自体がもろくなってしまいます。そのため、疲労骨折のリスクが高くなります。

ホルモンバランスの乱れによる疲労骨折
女性ホルモンの一つ、エストロゲンは古い骨を壊す働きをしてくれますが、無月経や月経不順などの婦人科疾患でホルモンバランスが崩れてしまい、エストロゲンの働きが弱くなり、骨密度が低下してしまいます。その結果、骨がもろくなります。

疲労骨折の一般的な治療法

疲労骨折が起きている部位や症状の進行具合により治療内容は異なりますが、ほとんどの状態で言われるのは、運動を中止し患部を安静に保つことです!痛みが出ている中で運動を続けていくと症状が悪化していき、かえって治療期間が長くなり、痛みが取れにくくなることもあります。最悪手術を行わなければならないケースもあります。

治療後、スポーツに復帰する際は同じようなトレーニングを繰り返して過度な負荷がかからないように、靴の中に中敷きなどのクッションを引いて、負荷を緩和させたりしていきます。

渋谷足改善センターでの施術方法

当店では、疲労骨折を起こしてしまい、痛みを出しているであろう腰や足ばかりを施術するということは行いません。その理由は、第一に疲労骨折を起こしてしまっている部位は腫れが出ており、触ると痛みが出ることが多いからです。次に腰や足だけに原因があることが少ないからです。

全くないというわけではありませんが、例えば、骨盤の歪みや姿勢が悪い状態でジャンプを繰り返したり、ランニングを続けていると通常負担のかからない場所にも負担がかかってきます。それを継続的に高強度で続けていると、骨へのダメージが蓄積されていき、その結果、疲労骨折に繋がってしまいます。

そのため、当店では、まずなぜ疲労骨折を起こしてしまったのかを体全体的に検査をしていきながら調べていきます。そうすることで、疲労骨折を起こしてしまった根本的な原因が分かってきます。根本的な原因に対して、しっかりと適切な施術を行っていくと、体全体的な状態が上がっていき、負担のかかりにくい体が作られてきます。

それにプラスして体が動かしやすくなりますので、パフォーマンスの向上にもつながります。

最後に

学生の運動部生に多いと言われている『疲労骨折』ですが、ここまで読まれたあなたはいかがだったでしょうか?学生時代にしっかり治療して治ったはずなのに…運動をしようとしたら痛みが走っていませんか?それは、疲労骨折を起こしたときと同じような負担をかけてしまっているかもしれません。

運動をするなら、痛みなどのストレスがなく行える方が良くないでしょうか?最後まで読まれて少しでも気になるようであれば、一度『渋谷足改善センター』へご相談ください。全力であなたの症状をサポートしていきます。