骨盤骨折後の後遺症でお悩みの方へ

骨盤骨折後の後遺症でお悩みの方へ

骨盤骨折とは

骨盤骨折は骨盤部に外から力が加わることによって骨盤の連続性が断たれてしますか、あるいは股関節部(寛骨臼)の骨が折れてしまう状態の事です。

 

原因

一般的な骨盤骨折の原因は交通事故、歩行中に車にはねられた場合、墜落事故、などで骨盤に非常に強い力が加わることで生じます。

特殊なケースとしては、若年層のスポーツ損傷として生じる剥離骨折、高齢者における、微力な外力でおこる、骨盤骨折もあります。

特に若い人が骨盤骨折する原因は重度の損傷によることが多いですが、高齢者の場合は重度の損傷が原因である事は少ないです。

骨盤

骨盤は一つの大きな骨のようなイメージがありますが実際には、寛骨、仙骨、尾骨という骨が一体になって構成されています。

このうち寛骨は、腸骨と坐骨、恥骨が一体化したものです。

骨盤から下半身へは股関節を介して大腿骨、そして上半身へは、腰仙関節から背骨に繋がっています。

骨盤は足の付け根としての歩行の要だけではなく、上半身を支える土台としても大切な役割を果たしています。骨盤を骨折すると様々な後遺症が残ることもあります。

・骨盤骨折による後遺症
 骨盤骨折は文字通り骨盤の一部を骨折しているので骨折部分には激しい痛みが生じます。

・臓器の損傷による影響
 骨盤には臓器を保護する役割もあります。
 骨盤の内側には排泄や生殖にかかわる器官があり泌尿器系の臓器が損傷すれば排尿困難や血尿また女性であれば妊娠や分娩などの影響も起こります。

・脚の痺れや痛み
 骨盤骨折によって神経が損傷し神経損傷が生じた場合は脚の痺れや痛み、また麻痺などといった症状が挙げられます

病院での検査・診断

腹部のレントゲンとCTで骨折の有無、またズレの程度を調べます。また骨折に伴い他の臓器が損傷している事により血尿が見られる場合は尿道膀胱の造影を行い臓器損傷の有無も検査します。

病院での治療方法

骨盤骨折では骨折のタイプや骨のずれ具合、臓器損傷があるかどうかを調べたうえで治療方針を決定します。

骨折が単独で骨折した場合は基本的に手術の必要はなく、2週間~3週間ほど入院し安静にします。その後リハビリを行います。骨折箇所が複数個所ある場合は骨折部分の骨のズレ方で治療法が異なります。

前後上下にずれた場合手術はせずに入院して骨折部分を牽引して安静にします。骨のズレが大きい場合は固定装具を装着して体の外から固定する方法や、手術を行いプレートやスクリュー等を骨折部分に埋め込むことで体の中から固定する方法があります。

当店の施術

骨折した場合はまずは医療機関で適切な処置を受ける必要があります。

整体での施術を行っても骨折箇所が治るわけではありません。医療機関で適切な処置を受けた後に骨折後の痺れや、痛みに対してはアプローチしていきます。当店ではまず全身を施術していきます。

なぜなら骨折した箇所だけが原因と考えていないからです。

例えば、骨盤骨折すると骨盤の高さや肩の高さの違いなどが起き体のバランスが悪くなり、歪んだ状態で体がバランスを取ります。そうすると痺れや傷みが起きます。ですので当店では骨折箇所だけではなく全身バランスが取れる様に施術していきます。

最後に

骨盤骨折してから脚に痺れがでてきた、腰が痛い、でも骨折が原因だから諦めている。そんなあなた。一度当院の施術をお勧めいたします。
『もう後遺症だから諦めている』という方はぜひお気軽にご相談ください!