腓骨神経麻痺とは?腓骨神経麻痺でお困りの方へ

腓骨神経麻痺とは?腓骨神経麻痺でお困りの方へ

足の甲の痺れや感覚異常、足首を動かせない等の症状を腓骨神経麻痺といいます。

●足の甲の痺れ

●思うように足首を動かせない

●よくつまずく

ということに思い当たる方は腓骨神経麻痺かもしれません。
きっかけは様々ですが一度症状が出ると重度な場合は治らない・治りにくいと言われていますし、根気強くリハビリも続けていく必要があります。今回は辛い腓骨神経麻痺でお悩みの方、思い当たることがある方に向けて少しでもお手伝いができれば幸いです。

腓骨神経麻痺とは

麻痺とは筋力低下により体がうまく動かせないことをいいます。腓骨神経麻痺の特徴としては足首を上に上げる背屈ができなくなります。
症状としては初めは脛の外側・足の甲に痺れが起こります。症状が進行すると足の甲の親指と人差し指の付け根辺りを中心に痺れが起こり、足首を上に上げる背屈運動の麻痺が起こります。

また、下垂足と呼ばれる足首がだらんと下がる状態になるので歩行時に足を引きずるようになりつま先が地面に引っかかりやすくなります。そのため膝を高く持ち上げて歩くようになり踏ん張れなくなるので転倒のリスクが高まります。

腓骨神経麻痺の原因

腓骨神経麻痺の主な原因は腓骨神経が通る腓骨頭の圧迫です。腓骨頭は膝の外側にある出っ張りですが、ギプス固定や寝たきり等で腓骨頭が後ろ側から圧迫されると起こります。ですので、膝の怪我や病気等での入院をきっかけに発症する方が多くいます。

その他にはきついサポーター・ストッキングを使用したり、足を組んだりすると直接圧迫され腓骨神経痛むこともあり一時的に痺れが出たり足首の動かしにくさが出たりすることがあります。

基本的に大きい神経は体の奥を走行しているので筋肉や脂肪などの軟部組織に守られているので外部からの圧迫などの影響を受けにくくなっています。

しかし、腓骨神経は腓骨頭の後ろに回りこむように浅い部分を走行しています。そこを圧迫してしまうと腓骨頭との間に腓骨神経が押しつぶされるようになるので神経障害が出やすくなります。

腓骨神経麻痺の一般的な治療法

腓骨頭がなにかしらにより圧迫されている場合は先ずは圧迫しないようにします。
日常生活で足を組んだり、ストッキングやサポーターで圧迫し症状が出ている場合は直ぐにやめましょう。また、怪我や骨折でギプス固定をして圧迫されている場合は圧迫部位をカットします。

他にも腫瘍やガングリオンによる圧迫や外傷による神経損傷もあります。その場合は腫瘍を取り除く処置等が必要になります。足関節背屈の動きもしづらくなるので歩行時に転倒しやすくなるので装具で背屈位、足首を上に上げた状態を保持して転倒予防になります。他には電気、マッサージ等のリハビリ治療を続けていきます。

重度なもの神経損傷がある場合は手術にて神経移植・筋腱移行手術を行います。

なぜ痺れや麻痺が残るのか

上記のような治療を繰り返しているのに一定以上は回復しない(若干の痺れが残る・足首の可動制限がある)方は多いです。直接的な圧迫を取り除いているのに症状が続いている場合は神経自体をいためている可能性もありますが、他の部位からの影響を受けて症状が続いている可能性があります。

圧迫されている部位に原因はないことが多いのです。

日常での立ち方座り方歩き方などの体の使い方や仕事・スポーツで特定の動きが多くなることで体のバランスが崩れてしまい腓骨神経に負担がかかってしまうので直接圧迫を解除したとしても痺れや麻痺が残るのです。

渋谷足改善センターの考え方

渋谷足改善センターでは腓骨神経麻痺が起きている部分だけを見ることはありません。原因は別の部位にあることが多いからです。

先ずは全身の体の状態を把握し腓骨神経に負担がかかる原因を見つけ出します。

例えば体が歪みで傾いていると片方の足に重心が寄ってしまい筋肉や関節への負担が増してしまい腓骨神経に圧迫や負担がかかってしまうのです。

重心が掛かっていないほうの足にも影響はあります。通常より負担がかかりにくくなるために足自体が弱ってしまうのです。筋肉自体の働きも低下し腓骨神経が圧迫されやすくなるのです。

渋谷足改善センターでは症状の出ている部位だけではなく体の全体を把握した上で施術します。そうすることでいち早く痺れを軽減させることができるのです。

トントン整体法とは

当店独自のトントン整体法は体をトントンと軽く叩くことで全身の血液循環を上げ、自身の回復力を高めます。緊張している筋肉や関節が動き出し腓骨神経にかかる負担も軽減されることでいち早く良くすることができるのです。

最後に

痺れや麻痺がなかなか良くならない方は根本原因から施術することで軽減させていくことができます。
腓骨筋麻痺でお悩みの方は渋谷足改善センターにご相談ください。