変形性膝関節症とは!?
変形性膝関節症とは骨の劣化や軟骨が減少してしまう病気です。
軟骨とは骨と骨のクッションの役割をしています。
軟骨が減少してしまう事により激しい痛みを起こしてしまいます。
痛みだけではなく、腫れてしまったり、動かしにくさをが出てしまったり、私生活にも影響が出てしまいます。
症状も初期、中期 末期に分かれています。
・初期
特徴として動き始める時に痛みが出ます。
そして少し時間が経つと痛みは軽くなっていきます。
・中期
変形が進行していき、内反(O脚変形)が現れ膝の内側の痛みが強くなっていきます。
ここまで症状が進むと長時間労働やスポーツ活動が困難になってしまいます。
・末期
軟骨が擦り減り骨同士がぶつかるようになってしまいます。
普通に歩いたり、座ったり、しゃがんだりするのも困難になり日常生活にも支障をきたし、行動範囲も狭まってしまうため、精神的な負担も大きくなります。
変形性膝関節症の原因
変形性膝関節症は原因がはっきりしない一次性のものと、原因が特定できる二次性のものがあります。
・一次性変形性膝関節症
考えられる原因として、加齢、筋肉の衰え、肥満、O脚などが挙げられます。
特に肥満+O脚の人は要注意です。
O脚の場合は膝にかかる体重に差が出てしまいます。
通常時は膝の内、外側に50%ずつ均等に体重が乗りますが、O脚だと内側にかなり負担がかかってしまいます。
結果的にクッションの役割をしている軟骨や半月板が擦り減ってしまい、変形性膝関節症になってしまいます。
・二次性変形性膝関節症
膝周辺の靭帯や半月板の損傷、骨折など外傷が原因が特定できるものを指します。
変形性膝関節症の一般的な治療法
・運動療法
筋トレやストレッチなどをする事により、足に筋肉をつけて膝の負担を軽減していきます。特に大腿四頭筋と言われる太腿の前側を鍛えることにより膝の安定性が増します。
・薬物療法
痛みの緩和を目的とした治療法です。薬物療法はあくまで対称療法なので、再発する可能性がある事を念頭に置いておきましょう。
・関節腔内注射
炎症を抑えるステロイド注射と、膝関節に潤滑効果をもたらすヒアルロン酸注射があります。どちらも複数回打つと効果が減ってくるので注意が必要です。
・手術療法
手術は上記の治療法でも良くならない場合は手術も視野に入ってきます。症状が進行していても痛みを抑える効果が期待できます。
手術は身体の負担になったり、合併症のリスクがある事、リハビリに時間がかかることなどデメリットもあります。
当店でのアプローチ方法
当店では膝だけではなく、身体全体を検査して根本原因を探ります。
何故なら他の症状にも言える事なのですが外傷などを除いて痛い所が原因となっている場合が少ないからです。
例えば立っている時に骨盤が前傾していると結果的に膝を痛めます。
骨盤が前傾している→重心が前になる→膝が伸びきる→膝を痛める。
重心が前になる事により体重を大腿の前で支えるようになります。
大腿前は膝の動きに関与しているので、硬くなる、又は使えなくて動きが悪くなることによって膝に負担がかかってしまいます。
その他にも足首が硬くて膝に、股関節が捻じれていて膝になど
膝以外に原因があるのに膝だけやっていてもまた他が原因で膝の痛みを起こしてしまいます。
このように身体全体をしっかり見ることによってぶり返さないようにしっかりサポートさせて頂きます。
最後に
変形性膝関節症は発症していたとしても初期段階では変形する心配はありませんが、放っておくと変形が始まり痛みや動かしづらさが出てしまい日常生活に支障が出てしまいます。
少しでも症状が出ていたり、色々な所に行っても良くならなかった方!まず一番最初に当店にお越しください!