変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨が加齢や長年の動き、体重増加など何かしらの影響を受けること少しずつ質が悪くなり、だんだんすり減っていくことで発症します。
膝の痛みで悩まれている40歳以上の方は、全国に約800万人いると言われており、その大部分は変形性膝関節症で女性に多く、発症率は男性の2-3倍と言われています。
変形が進むと、関節内に軟骨の摩耗や骨隆起(骨棘)が起きることで、炎症を起こすことがあります。その炎症を抑えようと、関節内に大量の関節液が分泌されることで、いわゆる水が溜まった状態になるのです。すると、痛みや関節の重だるさを感じるため膝を動かさなくなり、筋力低下や関節の動きの悪さを助長するといった悪循環に陥ってしまいます。
変形性膝関節症の原因は医学的にハッキリとしていませんが、早期に適切な対応をしていくことが重要です。