最初に
今回は中足骨骨頭部痛について説明していきます。中足骨骨頭部と呼ばれるこの部分は歩行時に地面を蹴り上げるまで地面と接地している場所であり体重がかかる部分です。
症状は足指の付け根部分がジンジンとした痛みがでることが特徴です。(下図の赤い部分です)
中足骨骨頭部痛の原因
誰にでも発症する事が考えられますが、特に足の横アーチの低下により発症する事が多いと言われています。開帳足といって足指足裏の筋力が落ちてしまい小指から親指にかけてあるアーチが崩れてしまい平らになって魚の目やマメが出来やすくなります。横アーチが崩れてしまうことで、本来負担の少ない人差しゆびから薬ゆびのつけ根に体重が集中し、痛みやタコなどが生じます。進行してくると痺れが出たり骨が変形したりする事もあります。あとはハイヒールなど踵が高い靴を履くと中足骨骨頭部に重心の負荷がかかるため中足骨骨頭部痛になりやすいです。靴底が硬いので足への負担が強いです。
一般的な治療方法
アーチを支えてくれるインソール(アーチサポート)で経過を見ます。インソールで症状が改善しない場合やインソールを好まない方には外科的手術によって正常な横アーチを形成していきます。
渋谷足改善センターでの施術
渋谷足改善センターでは真の原因を見つけるための問診に加えて全身をしっかり検査して根本からお体を改善していきます。足に悪い靴を履かないことや中足骨骨頭部痛の患部の施術はもちろん大事ですが患部以外にも原因が隠れている事が多々あるのです。一つの例で説明すると正常な姿勢は『質量中心』というものがあり、第一仙骨の前側にあります。
正常な姿勢は①耳介(耳の穴)②肩の横(肩峰と呼ばれる部分の少し前測)③股関節の横(大転子)④膝の横⑤足の外くるぶしのやや前側を通ります。この各ポイントに垂線を引いて正常な位置は垂線が真っすぐなっていれば良いですがポイント離れてしまっている場合は体への負担がかかってしまいます。
こんな感じで各ポイントの位置関係で体の負担が変化していきます。足関節より質量中心が後ろに移動すると体は後ろに倒れまいとバランスを保とうとします。足部ではつま先が上がったり前方へ引っ張るために脛の筋肉である前脛骨筋が活動しますが重心が前にあるので中足骨骨頭部に負担がかかり衝撃がかかり続けて痛みが発症してしまいます。その状態で患部だけ施術しても状態はなかなか改善しません。なので渋谷足改善センターでは全身をしっかり見させていただいて根本改善をしていきます。
終わりに
今までどこに行っても症状が改善しない・・どこに行っていいのか分からない・・・そう感じているあなたは是非当院を頼ってみて下さい。
解決するために誠心誠意対応させていただきます!