現在立ち仕事による体の不調でお悩みのあなた。毎日毎日立ち仕事だと、すごく体にとっては負担ですし、足とか腰とかもうパンパンですよね。
実は仕事の内容が立ち仕事だと、すごく動き回っているわけではなくても体にはすごく負担がかかり、体に様々な不調をきたしてしまうのです。
なので今回は、立ち仕事で毎日頑張って体の不調を抱えているアタなのために、「立ち仕事によってなぜ体の不調が起こるのか?」「どんなことをすれば不調を軽減することができるのか?」について詳しく解説していきますね。
立ち仕事が陥りやすい体の悪い状態とは?
まずは立ち仕事の人は普段どのようなところに負担をかけて、どのような悪い状態になっているか?ということを説明していきます。立ち仕事の人が陥りやすい3つの特徴的な状態として
- 体重を支える筋肉の疲労
- バランスの乱れ
- 足の緊張とクッション性の低下
があげられます。
体重を支える筋肉の疲労
歩いたり、動き回ってなかったとしても、立っているだけで足の筋肉を使います。特に体重を支える筋肉であるお尻の筋肉やふくらはぎの筋肉の緊張が強くなりやすくなりますし、体重の負担がかかる関節にも疲労が溜まります。
バランスの乱れ
ほとんどの場合、立ち仕事人でバランスよく立っている人は、仕事の内容上いないように感じます。
「ずっと左に体重をかけている」とか「前傾姿勢でやっている」など、まっすぐバランスを取れた状態で仕事をしているわけではありません。
そのせいで、左右や前後の筋肉の使い方に偏りが出てしまい、筋肉の緊張のアンバランスが体を歪ませて体の不調を起こしてまいます。
足の緊張とクッション性の低下
特にヒールやパンプス、革靴などの足に合わない靴を履いている方が陥りやすい状態です。
ヒールなどのように周りから圧迫を受けるような自分の足に合っていない靴、革靴などのように皮が硬かったり中で足が滑りやすいような靴は、足の裏や足の指の間の筋肉の緊張を生みやすいです。
人間の足というのは本来、柔軟性がいい状態で足が地面に着地した際などにクッションの役割を担います。しかしこのように足の緊張が強くなりクッション性が低下すると、そもそも足を痛めやすかったり、立ち仕事によって疲労が溜まりやすい状態となってしまいます。
立ち仕事により引き起こされる体の不調4選
先ほどの説明で、立ち仕事が具体的にどのような体にとって悪い状態を引き起こしてしまうのかがお分かりいただけたかと思います。
次にその体の状態によってどのような体の不調が起こるのか?起こりやすい体の不調4つを、詳しく解説していきます。
足の痛み
先ほどの原因でお話ししたように、立ち仕事によって足の筋肉に疲労が溜まります。そのせいで足の筋肉の緊張が強くなり、それによって足の痛みが起こりやすくなってしまいます。
特に体重を支える際に重要な部分に負担がかかることが多いので、足首、ふくらはぎ、膝、太ももの前側、お尻などに痛みが出ることが多いです。また、ヒールなどを履くことが多い場合は、スネの前側も緊張が出やすく、痛みを感じることがあります。
足のむくみ
足の筋肉が疲労を起こし緊張が強くなることで、血液やリンパ液など、体の水分の流れも悪くなってしまいます。そのせいで足のむくみがひどくなりパンパンになってしまい、ひどい方はむくみのせいで足に痛みを感じることもあります。
特に足は重力によって体の水分が溜まりやすいので、むくみが出やすい場所でもあります。
また、重力によって足に溜まってしまって体の水分というのは、足の筋肉を使うことによって上に押し返しているので、ヒールなどの窮屈な靴を履くことで足の筋肉を使っていないことでもむくみがひどく出る要因となってしまいます。
腰痛
一般的にはイメージがつきづらいかもしれませんが、足の筋肉の疲労によって腰痛が出ることはよくあります。
それはなぜかというと腰痛にも色々なたい方がありますが、多いのが「お尻の筋肉の緊張によって骨盤がバランスを崩し、ガチガチに固まっている」という状態によって腰痛を引き起こしているパターンです。
立ち仕事によってずっと体の体重を支えることになりますが、体重を支える際によく使っているのは実はお尻の筋肉です。そのため、立ち仕事によってお尻に負担がかかることで骨盤が後ろに倒れ過ぎてしまうことで腰の筋肉を引っ張り、痛みが出てしまいます。
また、お尻の筋肉がガチガチに固まってしまうことで骨盤自体があまり動かなくなり、そのせいでふとした体の動きに対して緊張が出やすくなり、腰に痛みを感じやすくなります。
原因にもあげた左右のバランスが崩れることで右腰、左腰に痛みが出るなどの違いが生まれますし、足のクッション性の低下によってお尻の筋肉に負担がかかりやすくなるため、腰痛が出やすくなってしまいます。
足のしびれ
立ち仕事による足の疲労、筋肉の緊張のせいで足にしびれが出てしまうことがあります。過度に緊張してしまった筋肉が神経を圧迫することによってこのようにしびれが出てしまうのですが、特に圧迫を受けやすい部分は「お尻」と「膝の裏」です。
この部分は大きな神経が下を通っているので、立ち仕事などによって足の筋肉が疲労し、緊張が強くなることで、下に通っている神経を圧迫してしまい足のしびれを引き起こしてしまいます。
お尻の部分で神経を圧迫している場合は、お尻から太ももの裏、ふくらはぎまでしびれが出ることがあります。膝の部分で神経を圧迫している場合は膝から下(基本的に後面)、膝の外側にしびれが出ることがほとんどです。
また、「指先だけしびれる」とか「足の一部分だけしびれる」という場合は、腰のヘルニアだったり、内臓の疾患が原因で起こっている場合があるので、注意が必要です。
一般的な病院での対応
一般的にこのような足の痛みや腰痛、足のしびれなどで病院に行った場合、まずは重要な疾患などがないかを調べるためにレントゲンやMRIなどの検査を行います。もしも疾患が隠されていた場合は、もちろんそれについて薬の処方やリバビリ、治療などの対応がなされます。
もしもレントゲンやMRIでも何も異常がなかった場合についてですが、基本的には湿布や薬の処方、生活指導などで対応されることが多いです。
ただし、それらの対策は基本的に対症療法にしかならないので、根本的に痛みや体の不調を解決できるものではないというのが現状です。
渋谷足改善センターでの立ち仕事による体の不調へのアプローチ
当店での立ち仕事のよる体への不調を抱えている方に対してのアプローチを説明します。ポイントは「足そのもののクッション性を高めること」と「疲労を起こし過緊張を起こしている筋肉の緩和」の二点です。
腰に痛みが出ている、膝が痛いという場合でもそこだけを施術するのではなく、痛みが出ている部分以外の筋肉が緊張している部分をしっかりと緩めていきます。
なぜ痛みが出ている部分だけを施術しないのかというと、それは原因の部分でもお伝えした通り、足のクッション性を高めてあげないと、そもそも足の筋肉に疲労が溜まりやすい状態に戻ってしまうからです。
痛みが出ている部分だけの緊張を緩めるだけでは、また立ち仕事によってすぐに足が緊張してしまい、同じように体の不調が戻ってしまいます。それでは意味がないですよね?
なので、当店では根本から立ち仕事による体の不調を起こしにくくするために、痛みが出ている部分だけではなく、そもそもの足のクッション性を高めるために、足の裏や指の間、足首などの柔軟性を高めることから始めていきます。
その上で、荷重がかかって緊張が強くなっている部分や、左右の緊張のアンバランス、実際に緊張が強く出てしまっている部分を施術することで、根本から体の不調が出にくい状態になっていくのです。
また、施術だけではなく日常生活でのケアも重要です。それは結局仕事が立ち仕事なので不調の原因を排除するのは、仕事を辞める以外不可能です。
仕事はやめられないという方がほとんどだと思うので、そんな方もなるべく足の疲労を日頃から残さないために、重要なセルフケアを指導していきます。
ケアの方法はその人の身体の使い方や身体の状態によって変わるのですが、一般的に足のクッション性を高めるケアを2つお伝えしますので、ぜひやってみてください。
足の裏のマッサージ
足の裏というのは立っているときに常に地面に接地している部分なので、足の裏が硬いとクッションが効かなくなり、足全体的な疲労、筋肉の緊張を生みやすくなってしまいます。
なので、足の裏を指でマッサージするか、ゴルフボールなどを踏んで自分で痛いところを探し動かすことで、足の裏をマッサージすることにより、足の疲労を軽減することができます。
指の間もマッサージ
実は足の裏だけでは芯から足の緊張を取ることができません。芯から足の緊張を緩めクッション性を高めるには、実は指の間をマッサージすることが重要になります。
写真のように足の甲から足の指の間に自分の指を入れ込むようにしてマッサージをしてください。オイルやクリームなどがあると滑りが良くなってマッサージしやすいのでオススメです。
このように渋谷足改善センターでは、痛みや不調が出ている部分だけでなく、足自体のクッション性を高めてから、足自体の緊張やバランスを整えてあげて、日常生活の負担を軽減するケアを実践していただくことで、根本的に不調の軽減につながるようアプローチしていきます。
最後に
普段立ち仕事による身体の不調でお悩みのあなた、少しはあなたのお悩みのためになったでしょうか?
特に不調があっても病院で特別な異常が見られなかったという方は、湿布や薬などでごまかしながら仕事を頑張られていると思います。
しかし、このように立ち仕事によって負担のかかる部分や、根本的に負担がかからないようにする施術、対策を行うことで、より今抱えている悩みというのは軽減されていきます。
もしも痛みのせいで立ち仕事が辛いとお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。