体を捻ると股関節が痛い!  臼蓋(きゅうがい)形成不全の初期症状かもしれません!?

体を捻ると股関節が痛い!  臼蓋(きゅうがい)形成不全の初期症状かもしれません!?

 

ここでは臼蓋形成不全という状態について、少し専門的なことを含めてお話していきます。

病院で診断され不安な方も、このブログを通してご自身のお体の状態を確認してみてください。

 

臼蓋形成不全

臼蓋形成不全とは

まず股関節には、立っているときや座っているときに上半身の体重が乗ります。

その体重が左右の骨盤で支えられ、左右の足に分散されるのです。

左右の足に分散されるときに、骨盤に掛かっている重さが股関節に乗っかってきます。

臼蓋とは、骨盤側にあり球状の大腿骨頭の上に覆いかぶさる部分の事を指します。

 

骨盤に掛かってくる重さを受け止めてもらえるように、お皿のような形をしているのです。

そのお皿に当たる骨盤の臼蓋というところが何らかの原因で、上手く発育せずに被りが浅い状態のことを指します。

臼蓋形成不全はなぜ起こるのか

運動の制限によって発育が上手くいかなかった、また近年では遺伝的な要素があることが分かってきています。

近年、生活環境の変化などから子どもの運動量が減っているのです。

それと同時に、臼蓋形成不全と診断されるケースも増えてきていると言われています。

多くの場合は子どもの時に発見されます。

 

臼蓋形成不全によって起こること

臼蓋の発育が悪く被りが浅いと、骨同士の触れる面積が小さくなります。

その分負担になり、股関節の軟骨の摩耗が早くなり変形しやすくなるのです。

関節の被りが浅い分、安定性が悪く周りの筋肉でカバーするので股関節回りの凝りや腰痛に繋がる方が結構います。

 

股関節回りの筋肉が硬くなることによって、股関節自体にかかる圧力も強くなってきます。

元々の安定性が悪いのも相まって、圧力+不安定でズレる=軟骨がすり減るという状態になるのです。

早い段階で変形性股関節症に移行する方もいます。

 

3つのセルフチェック

▢靴の減り方が左右で違う

▢あぐらをかけなくなった

▢運動していないのに股関節痛がある

股関節の痛みを放置すると

臼蓋形成不全によって股関節の安定性が低下していると、その回りの筋肉で支えるで負担が掛かりその筋肉(特に腱の部分)が硬くなります。

硬くなると股関節自体への圧力が増える為、軟骨部のすり減りが早くなり座ってても立っていても痛みが出てくるのです。

 

股関節の痛みは体からの赤信号です。

変形性股関節症に進行していくばかりか、腰痛や膝の痛みの原因になってくる方も居ます。

歩くのもしんどくなり歩かなくなったりして、認知症や肥満による生活習慣病のリスクも上がってくるのです。

酷くなる前に早めに対処していきましょう!

 

治療法

一般的な治療法

一般的な治療法としては、手術とリハビリです。

手術では、骨を移植したり骨を切って回転させていきます。

そのことによって、臼蓋形成不全による関節の被りの浅い状態が改善するのです。

手術はよっぽど支障がない限り勧められませんし、近年ではリハビリの方にシフトしている傾向があります。

 

リハビリでは、動きが悪くなった関節の可動域を広げたり支える筋肉と鍛えていくのです。

関節可動域を広げることによって動きが滑らかになったり、体重をかけた瞬間の負担を減らします。

筋肉と鍛えることによって安定性が増すのです。

手術

メリット  関節自体の安定性は増します。

デメリット リハビリが必ず必要で痛みが必ず引くというわけではありません。

 

リハビリ

メリットは、股関節の痛みや可動域や安定性は増します。

デメリットは、他の部分にはあまり時間をさけなかったりするので股関節を中心としてリハビリをしていくのです。

他の悪い個所を診ないことが多いのとかなり長期的な継続が必要になります。

途中でやめたり長期間しないとぶり返す方も居るのです。

 

渋谷足改善センターでの治療

骨盤股関節はもちろんのこと、頭の位置や歪みと足関節や足の指の状態までを把握していきます。

当店では、痛みの原因は患部にないと考えているのです。

痛みが出ているのが患部でも、股関節周囲の負担を増やしている箇所はほとんどの場合あります。

臼蓋形成不全でも痛みが無い方も一定数居るのです。

これは、痛みまで出す要因が他にもあると考えられます。

 

 

メリット

股関節と骨盤周り以外でも負担をかけている場所を特定していき、施術をしていくことで痛みの質が変わってくるのです。

負担を減らすということは痛みの程度も抑えられますし、痛みが出るまでの期間もかなり伸びてきます。

デメリット

1回では変化が分かりますが完治は構造上不可能なので複数回の施術は必要です。

 

最後に

臼蓋形成不全による股関節や腰の痛みは、痛い場所のみが悪いだけでなく他にも負担をかける場所がある場合が多いです。

早く良くするためには、全身のバランスを整えつつ痛みが出ないような体にしていく必要があります。

意外にも痛みが出ない方が多いのですが、体のバランスが悪くなることで、痛みが出るような状態になっている場合が多いです。

 

当店では、オリジナルのトントン療法という施術を行なっています。

トントン療法という施術で筋や関節に作用させることで、早く良い状態になっていくのです。

不思議と体が軽くなるという施術を実感してみてください。

 

一番最初に来ればよかったと思う前に、是非お待ちしてます。