小学生の子供さんを持つ親必見! 靴底の減り方が異常だと思ったら押さえておくべき3つポイント

小学生の子供さんを持つ親必見! 靴底の減り方が異常だと思ったら押さえておくべき3つポイント

「最近子供の靴底の減り方がどうもおかしい」という小学生高学年から中学生のお子さんをお持ちの方でしたら一度は思ったことはあるのではないでしょうか。

今回は子供さんの靴底の減りと足の健康・靴の選びからなどについてシェアしていきます。このブログを通して子供さんの足に問題があればどんな原因が潜んでいるのかがわかります。

今、子供の足が危ない

靴のすり減り方の話の前に今、子供の足が危ないということを話さないといけません。
それはどういうことかというと、1980年代の時と比べて歩数や筋力が低下しているということなんです。

昔は今みたいに交通網も発達していませんでしたし、スマホやテレビゲームなどより外で遊ぶことが多かったですし、エレベータも今ほど多くなかったので上り下りの際に適度な筋肉が自然とついていました。

足裏に関しても筋力が低下しています。
舗装されたアスファルトは大変歩くのに適しており歩きやすい反面、足裏の筋肉を最小限にしか使われないので偏平足の子供も増えています。

東南アジアの裸足で過ごしている民族なんかは一人も偏平足もなくしっかりした足をしています。

立つ、歩く、座るなどの基本動作がままならない幼少期にダンスや専門のスポーツに傾倒するのもリスクを含んでいますので日常生活でなるべく歩数を多く、階段を利用するなど基礎体力を作っていきましょう。

子供と大人の足の違い

皆さんは子供さんの足をしっかり見たことはありますか?大人と子供とでは足の骨の数が違うんです。 よくわかる例として赤ちゃんのかわいい足、あの足はまだ大人の足と違って見るからに小さく、骨も少ないんです。

成長と共に徐々に骨が増えていき中学生から高校生までに大人の足の骨と同じようになります。 

足も大人になるのに17,8年かかるということなんです。

靴選びのコツ

子供と大人の足の違いの話しをしたところで子供さんの足のためにどんな靴を選んだらいいのかという話に入っていきます。

◆ かかとまわりがしっかりしている靴

 皆さんも小中学生のころ、靴のかかとを踏んで歩いていたことはありませんか?今思えばかっこ悪いと思いますが当時はそれがかっこいいとか・・・笑

足の健康に関していえばO脚、X脚、巻き爪などの原因になりますので踵を踏んで歩くことはもちろんダメですが、踵まわりがしっかり包まれる靴を選んでください。

◆ 靴底が指の曲がる部分までしっかり曲がるもの

 例えば厚底ブーツやビジネスシューズは底が固いのでしっかりと指が曲がらないという感覚を覚えたことはありませんか? 

子供の足は成長期のためにふくらはぎや太ももの筋肉をつけること、足裏の筋力UPのためには靴底が弾力があり、曲がることが大事です。足のアーチを作るためにもそのような靴を選んでください。

◆ 甲の部分が足にフィットしているもの

 ぶかぶかな靴を履いたことはありますか?そのような履き方や靴を履いていると無意識に脱げないように指に力が入って指が曲がったハンマートゥーという足の病変を招いてしまいます。

自然な歩行にも支障が出てしまいますので今後の成長にも影響が生じます。

このように靴を選ぶ際には上記の三点に気を付けていただき、実際に履いてみて確認することをお勧めしています。

今はネットで手軽に買える時代ですが、靴に関しては履き心地や素材など実際に履いてみないとわかりません。口コミだけをあてにしたりせずに店舗まで足を運んでみましょう。

靴のすり減り方について

小学生から中学生にかけては身長、体重が大きく変わる時期になります。足の成長も著しく伸びてきますので大人と違って靴のすれ方も内側が大きくすれたり、そうかと思えば外側がすれてきたりと変わりやすい傾向にあります。

子供の靴のすり減り方の原因となる3つの要因をご紹介します。

① 靴の履き方
② 筋骨格の成長
③ 骨格の歪み

①の靴の履き方は先ほどお伝えしたように、サイズ、履き方などを誤っている場合です。よくあるのが成長が早いので靴を買い替えることがもったいないということで大きめの靴を履かせるなどです。その場合は靴の前方の内側がすり減りやすい傾向にあります。

② 中学生入学当初は160cmなかったという子が卒業時には180cm近く背が伸びたなんてことを聞いたことはありませんか? 筋肉、骨が大きくなることで歩きたや重心も変わっていきます。成長途上なので靴の減り方も大きく、1年前は内側だったが今は外側など減り方も変わっていきます。

③ 子供の骨や筋肉はしなりがあり柔らかい状態です。そんな状態でクラブ活動などで捻挫などで傷めてしまうとその後の歩き方に支障がでてしまいます。あとは巻き爪などの爪の痛みで我慢してつま先に負担がかからないような歩き方などをしてしまうと踵の部分のすり減りが早くなってしまう恐れがあります。

渋谷足改善センターではどのようなことをするのか

巻き爪、外反母趾などの足の病変を得意としていますので子供さんの足の問題もお任せください。

病院や整骨院ではシップや電気、レントゲンなどの対処療法なので改善するまで時間がかかる場合があります。

当店ではしっかりとしたカウンセリングをしてから検査、施術をしていきます。ご両親にも体の状態をお伝えし納得の施術をさせていただきます。

足が悪いから足にテーピングだけということはありません。足が悪くなるには原因が別にありますので検査をして見つけていきますのでその場ですぐに変化を実感することが出来ます。

足を軽視していると成長に影響する

靴の履き方や選び方が悪い、ゆがみなどを放っておくと徐々に歩き方に悪い癖がついてしまいます。

成長段階の子供の骨格はまだ柔らかいので悪い方にも流れやすい傾向にあります。簡単にO脚やX脚、内股、ガニ股などになってしまいます。

逆を言えば、柔らかいからこそ正しい歩き方や靴の選び方、姿勢などを気を付ければすぐに改善していきます。

足は他の部位と違って軽視されがちな部位かもしれませんが、靴の減り方や歩き方、爪の状態などを常に確認してあげましょう。