種子骨障害を改善するセルフケア

種子骨障害を改善するセルフケア

種子骨障害(しゅしこつしょうがい)とは

歩いたり走ったり、踏ん張った時などに母趾球が痛みます。

その部分を指で押したり、足の親指が反らされた時にも痛みが出ることがあります。

ひどくなると母趾球を地面につけただけでも痛みが出て、歩行も困難になってしまうことさえあります。

種子骨

足の親指の付け根の底にある2個の骨です。足の筋肉・腱の中に埋まっていて、主に2つの役割があります。

  • に負担がかからないように保護している
  • 母趾の筋肉を効率的に使えるようにしている

原因

最も考えられる原因は、種子骨周囲に繰り返し負担がかかることです。

・走る、踏み込む動作が多いスポーツをしている

・つま先立ちをよくする

・よくしゃがんで作業する

・たくさん歩く

どれも、足の指の付け根に負担がかかる動作が特徴です。

スポーツでいえば、 陸上競技、サッカーボール、バスケットボールなどのよく走るスポーツをする方に多くみられます。

他にも、空手や剣道など踏み込み動作のくり返しによっても起こります。

働いている時では、たくさん歩く、しゃがむ、つま先立ちをする機会が多いほど症状が出やすくなります。

また、アスファルトといった地面の硬さ、革靴のソールの硬さなどの外的要因も、種子骨障害に繋がることが考えられます。

 

 

一般的な治療法

・運動を一時休止し、足を安静にする

インソールを使い、足の裏にかかる負担を軽減する

・足底筋が硬い時は柔軟性を取り戻すリハビリテーションをする

手術で種子骨を摘出することもあります

 

 

セルフケア

種子骨障害の原因となっていることが多い「足の親指の付け根にかかる負担」です。

そんな負担を減らすセルフケアを紹介します。

①まず、痛い方の足を前向きにして、大きく1歩前に出します。
②次に、そのまま膝を前方に曲げます。

※この時に、膝が内側に向いてしまっていないかチェックして下さい。

★内側に向いてしまう人は足の親指に負担のかかりやすい状態です

☆前向きに出した足の向きと、同じ方向に膝も曲がるように動かすことが足の親指の負担を減らすポイントです

1日10回で良いので、繰り返し行ってください。

この動作が身につくと、無意識に歩いている時にも膝が前向きに出せるようになり、足の親指の付け根にかかる負担を減らすことができます。

当店の施術

渋谷足改善センターでは、種子骨障害がいち早く良くなるように、体全体を検査してから施術を行います。

それは痛みの原因が、痛みの出ている部位以外にあると考えているからです。

足の親指の付け根が痛いからといって、その場所やその周囲を刺激すると余計に痛みが出ることすら考えられます。

種子骨障害の根本の原因は日常生活中での体の使い方の癖内臓疲労による体の歪みです。

その使い方の癖や歪みによって足の親指の付け根に負担がかかりやすい体になっているのです。

この状態で飲み薬や塗り薬を使って一時的に痛みを感じなくしたとしても、
種子骨部にかかっている負担はなくなっていないので症状が再発するのは当然かもしれません。

さらに体が歪んでバランスが悪くなっていると、体全体の血液循環も悪くなってしまいます。

体の循環が悪くなっていると体の回復力が低下してしまい、痛みがなかなか良くならない体になってしまっています。

そのため、渋谷足改善センターでは症状の出ている部位を揉んだり電気を当てたりするのではなく、体全体のバランスを根本から整えます。

そして、循環を良くすることで、より早く痛みが取れやすい体に導いていきます。

 

まとめ

種子骨障害は、放置しておくと、日常生活やお仕事に支障が出るほど悪化してしまうことも多い症状です。

種子骨障害の根本原因を見つけ出し適切な刺激で施術を行うことで、
痛み止めの薬や注射でも良くならなかった辛い痛みをいち早く良くすることができます。

病院やマッサージでも良くならない種子骨障害でお困りの方は、一度渋谷足改善センターにご相談ください。