はじめに
サッカーは世界的に人気なスポーツで、競技人口も世界で2位の2億5千万人いると言われています。
日本でも盛んにおこなわれ、好きなスポーツランキングでは野球に続く2位になっています。
そんなサッカーやフットサルですが、ボールを扱い、選手同士が激しくぶつかることもあるコンタクトスポーツであることから様々な怪我を引き起こしてしまうこともあります。
今回は、サッカー選手に多い怪我とその対処法、渋谷足改善センターの考え方についてまとめましたので是非ご覧ください。
サッカー選手に多い怪我
①足関節捻挫
サッカーをしたことがある人ならよく聞いたことがあると思うのですが、足関節捻挫をとても簡単に説明すると、足首を内・外側のどちらかに強くひねってしまい支えている靭帯が傷ついてしまう怪我です。
最も多いのが、内反捻挫といって足首を内側に捻ったことによっておきます。内側に捻ると、足首の外側を支えている前距腓靭帯などの靭帯が引き伸ばされ損傷してしまうのです。
また、足首を外側に捻った状態で、自分の体重が全部かかってしまったり、相手に上から乗られることによって足首の内側に靭帯が損傷する足関節外反捻挫が起きることもあります。
一般的なスポーツでは内反捻挫が多いのですが、サッカーでは意外と外反捻挫も多いですね。
靭帯の損傷度合いは1から3に分けられます。
分けられ方は下の3つで、
1、靭帯が伸びる程度の損傷
2、靭帯の一部が切れてしまっている損傷
3、靭帯が完全に切れてしまっている損傷
1と2は保存療法を選択することが多いですが、3になると手術が必要になります。
また、靭帯の傷が改善したとしても運動ができるようになるまではリハビリが必要で、完全復帰までは少し時間がかかってしまうのです。
②膝の靭帯損傷
これも、サッカーをされる方に多い怪我です。
膝関節を支えている靭帯は、
・前十字靭帯
・後十字靭帯
・内側側副靭帯
・外側側副靭帯
の、4種類です。
特にサッカーでは、前十字靭帯と内側側副靭帯を痛めることが多く、次いで後十字靭帯損傷が多くなっています。
前十字靭帯損傷
前十字靭帯は大腿骨(太ももの骨)の~から脛骨(すねの骨)の~についている靭帯です。後十字靭帯と交差するようについているので、十字靭帯と言われています。
膝が伸びすぎないようにブレーキをかけるのがこの靭帯の大事な働きです。
こう考えるとボールを蹴るときに損傷する!と思いやすいですが、この靭帯はかなり強靭なためそれくらいではなかなか損傷しません。
実は、無理な姿勢で外部からちからが加わり、膝が内側を向いて足先が外側を向くいわゆるKnee in-toe outの状態になったときに損傷しやすいのです。
③オスグッドシュラッダー病
オスグッドシュラッダー病は、成長期の子供に多く、膝のお皿の下、すねの前側に強い痛みがあり、運動するときに痛みが強くでて、ひどくなると正座ができなくなることもあります。
原因は、膝のお皿の下からすねの骨(脛骨)についている靭帯が、繰り返し引っ張られるストレスが加わることですねの骨(脛骨)をはがすような刺激が加わることで起きます。
サッカーだとシュートなど強く脚を伸ばす動きの繰り返しで起きてしますのです。
成長期の子供に多いので骨を引っ張るような力が加わると、骨が隆起して「ボコッ」と飛び出たような形になることもあります。
痛みを我慢してスポーツを頑張る方が多いので、症状が進んでからわかることも多いです。
早急にスポーツなどをお休みして、安静にすればしばらくすると症状は改善しますが、ひどくなると固定や手術が必要になることもあります。
渋谷足改善センターの考え方
渋谷足改善センターでは痛みがでているところだけ施術をするということはありません。
痛みが出てしまった姿勢や体の使い方までチェックをし、元に戻らない身体にすることが重要なのです。
そのためには、患部だけではなくお身体全体を確認していく必要があります。
一見関係なさそうな部位の調整やトレーニングなども行いますので、遠回りのような気もされると思うのですが、戻りにくい体作りのためには大事なことなのです。
全身の状態を確認・把握
↓
全身の循環を向上させ、改善しいやすい状態を作る
↓
部分的な問題を解決
↓
バランスを整え、再発しない動きができるようになる
↓
競技復帰
この順番で段階を追っていくと、とても良い流れで施術が進んでいきます。
最後に
大人でも子供でもサッカー・フットサルをしたい!と思われている方は多いです。
練習でできるようになったことを試合で発揮したいが怪我で思うようにできないというのはとてもつらいです。
現在、怪我をされている方も過去にお怪我をされてなんかしっくりこないなぁと感じている方も、全力でプレーしたいと強く思われている方は是非一度渋谷足改善センターにご相談ください。